イムさんとつけ麺を食べに行った時の話。
近所にある有名なつけ麺屋さん。
行ったことないから行ってみようよ!って。
15人くらい座れる感じのカウンターだけのお店。
イムさんは1番人気の特製つけ麺。
私は、特製辛つけ麺。
食券を買って、真ん中辺りの椅子に座った。
つけ麺が来る。
つけ汁がこんもり具沢山だこと。肉がごろごろ。
いざ!!!!!!!
、、、
つけ汁の具がこんもりすぎて、麺つからねーって(笑)
一口目の麺で、辛つけ汁の浮いてるラー油的なやつをほぼ吸っちゃって、辛さが無くなる不運。笑止!
イムさんをちらり。
いやん!やっぱり男の子やな!結構器用に食べ進めてた。
私も、前向いてこー!って。前向いたら店員さんと目が合った。
、、、
うまい!うまうま!って食べ進めて、視線感じて、顔上げて店員さんと視線の交換。
、、、
8割方食べたところで痛恨のストマックストップ。
私のストマック先生がすごい険しい表情で「ストマックブロー!」「オイル漏れ!」「リタイヤー」って叫びながら頭上でバッテン作ってた。
そう、私のストマックは油にシビア。規定量を超える給油を許さない。
店員さんの視線を感じながら、イムさんをちらり。
「辛つけめんの方も、食べてみる?おいしいよ」
すげー大根役者だった。名探偵コナンの映画にでてくる子供くらい棒読みだった。
イムさんは、”分かってる。もう食べれないんでしょ?あとは任せて”
と、言わんばかりに、私のつけ麺セットを回収した。
こうして、有名つけ麺店デビューを果たした私たちは店を去るのだった。
帰り道、
「ねぇねぇ、店員さんめっちゃ見てきたよね。」
「っ!!俺も思った!麺すする時に汁が飛ぶから、わーごめんなさいって思いながら食べたから、すげー食べづらかった」
「ほんとは飲みたかった」
「・・え??」
「ほんとは最後に、スープ割り飲みたかった!!!店員さんに、彼氏に最後食べさせた癖に、お前最後にスープ割りは飲むんだって思われるの怖くて言えなかった!!!」
「・・・・・また行こう。・・・次は端っこに座ろう」
ってことがありました。
小心者のみなさん!カウンターの席は端に座るべしぃぃぃー!
fin.